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2023.04.10活動・研究

帯状疱疹ワクチン接種のご案内

当院では、帯状疱疹ワクチン接種を実施しております。

帯状疱疹の予防接種について

  • 日本人成人の90%以上は、帯状疱疹の原因となるウイルスが体内に潜んでいて、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になるといわれています。
  • 50歳を過ぎたら帯状疱疹の予防接種ができます。
    詳しくは、帯状疱疹予防.jpをご覧ください。

帯状疱疹のワクチンについて

帯状疱疹ワクチンには現在2種類のワクチンがあり、効果や接種対象などに違いがあります。

ワクチン接種を希望される方においては、それぞれのワクチンの特徴をご理解の上、どちらかを選択して頂く必要があります。

当院では、ワクチン接種前に、投与薬剤の決定等ご相談をご希望される患者さんには、初回相談、3,000円が別途必要となります。

※ 横にスクロールしてご覧ください。

ワクチン名称 乾燥弱毒生
水痘ワクチン
シングリックス
筋注用
ワクチンの
種類
生ワクチン 不活化ワクチン
対象者 50歳以上 50歳以上
注射部位 皮下 上腕三角筋
(臀部には接種しない)
接種回数 1回 2回
(2~6ヶ月間隔)
発症予防
効果
50~60% 90%以上
帯状疱疹後
神経痛抑
制果
66.5%
(60歳以上の試験)
50歳以上 100%
70歳以上 85.5%
長期予防
効果
5年程度 10年以上
接種
できない人
  • 明らかな発熱がある方
  • 重篤な急性疾患に罹っている方
  • 本剤によりアナフィラキシーを経験された方
  • 予防接種を受けることが不適当な状態にある方
  • 妊娠していることが明らかな方
  • 免疫機能に異常のある疾患を有する方
    及び免疫抑制をきたす治療を受けている方
  • 明らかな発熱がある方
  • 重篤な急性疾患に罹っている方
  • 本剤によりアナフィラキシーを経験された方
  • 予防接種を受けることが不適当な状態にある方
副反応
発現率
接種部位反応:50.6%
全身反応:3.9%
接種部位反応:80.8%
全身反応:64.8%
主な副反応 【局所症状】:発赤、そう痒感、熱感、腫張、疼痛、硬結
【全身症状】:発疹、倦怠感、関節痛等
【局所症状】:疼痛、発赤、腫張、そう痒感、熱感等
【全身症状】:頭痛、胃腸障害、筋肉痛、発熱、疲労、悪寒、疼痛、倦怠感、めまい等
初回
相談費用
3,000円 3,000円
接種費用
(当院の場合)
9,900円(1回) 22,000円×2回
合計 44,000円
他のワクチン
との
接種間隔

※1

他の生ワクチンとは27日以上の間隔を置く。
※不活化ワクチンとの接種間隔は問わない
他のワクチンとの接種間隔は問わない
長所 1回で済む
料金が安い
副反応が少ない
免疫低下状態でも接種可能
効果持続が長い
(効果が高い)
短所 免疫低下状態では接種不可
効果持続が短い
2回の接種が必要
費用が高い
副反応がやや強い

※1 新型コロナワクチンは2週間間隔

当院での接種をご希望の方へ

対象者

対象は50歳以上の方になります。

 

実施日時

ワクチン外来 火曜日 13時30分~

 

予約について

帯状疱疹ワクチン接種、帯状疱疹予防接種に関するご相談は、完全予約制です。
事前に予約センター(下記)にて、予約をおとりください。
TEL.0568-62-8111(代表)
薬剤の準備期間に、1週間ほどお時間をいただいております。