2021年10月28日に災害・消防訓練を実施しました。
 
近年、全国各地で地震による被害が発生しています。ここ犬山でも、東南海地震などの大規模災害の発生が予想されています。
今回の災害訓練では、地震と火災が発生したという想定のもと、災害に対応するための院内運営の流れや、各部署との連携の取り方、火災発生時の通報・初期消火から避難までの消防訓練や新人職員を対象とした消火器の取り扱い訓練を実施しました。
災害・消防訓練の実施にあたっては、犬山消防署員の方から消火訓練の指導、ご講評を頂きました。
 
また、「トリアージ」（※1）や「クロノロジー」（※2）の実施訓練も行いました。

訓練の様子

災害訓練開始。災害が発生したため、災害本部を設置しました。

赤エリア（重症群）のトリアージの様子。スタッフが傷病者役をしています（血のりを付けています）。

黄エリア（中等症群）のトリアージの様子。

３階病棟から、担架による患者搬送の訓練です。災害時にエレベーターが使用不可になることを想定し、階段を使います。

クロノロジーの様子です。災害本部に集約される情報を記録してまとめます。

火災訓練では、犬山消防署の方の指導のもと、消火器を使った訓練を行いました。

災害はいつ何時起こるか予想できません。
しかし災害発生時には最大限の医療救護活動ができるよう、当院は今後も災害に備えての準備や対策を続けてまいります。