消化器内科
内視鏡検査・治療を軸に、患者さんの満足を重視して診療します
当院の消化器内科は、消化器疾患全般に幅広い知識と経験を有する小澤俊文医師が着任した2017年4月に、新体制へと移行しました。併せて電子内視鏡システムを更新するなど設備面も強化し、診療内容を充実させ、得意分野とする早期胃がん・大腸がんの内視鏡的診断と治療、肝臓がんの集学的治療、胆道疾患の内視鏡治療などに積極的に取り組んでいます。小澤医師はいろいろな内視鏡検査を自ら体験して説明に生かすなど、患者さんの満足度を重視して診療しています。また、医療チーム全体で患者さんやご家族、紹介元の先生方に心地良いと思ってもらえる対応に努めるとともに、スタッフの充実やホームページでの詳細な情報公開なども進めています。
責任者
1991年福島県立医科大学卒業。福島県下の病院で研修した後、名古屋、仙台、福島、秋田などの病院で消化器内科の医師として勤務し、特に超音波内視鏡を含めた消化器内視鏡を使用した検査と、がん治療の研鑽を積む。2017年4月に総合犬山中央病院の副院長・消化器内科部長に就任。現在は地域医療連携室長を兼務。日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医および日本消化器病学会消化器病専門医。趣味はクラシック音楽の鑑賞。
当科は何より、「患者さんに満足してもらうこと」を大切に診療しています。私が診察時に必ず患者さんの体に触れ、聴診器を当てて診療するのもそのためです。儀式のような面もありますが、特にご高齢の患者さんはそれで満足されますし、ご家族にも一生懸命診ている気持ちが伝わると思うからです。優しく語りかけてもいいし、握手してもいいし、それぞれの医師が工夫して患者さんの満足を追求すべきだと、若い医師にも話しています。また、医療の進歩は著しく、専門性も高まっているため、常に新しい医療を勉強することと、患者さんのためにどうすべきかを見極めることが重要です。当院で治療することだけにこだわらず、必要ならば専門施設を適切に紹介します。現在は、特に内視鏡検査と治療に力を入れていますが、電子内視鏡システムを一新したことで、より精密な画像での診断が可能となりました。内視鏡検査を受ける患者さんの苦しさを確かめるため、私自身も検査を体験しています。その体験を生かし、検査時の患者さんの苦痛を軽減できるよう、経鼻内視鏡または鎮静剤を使った経口内視鏡検査に努めています。今後は市民公開講座も開催したいと思っております。
スタッフ紹介
副院長・消化器内科部長 小澤 俊文
日本消化器病学会消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医、身体障害者福祉法指定医(肝臓機能障害)
医員 白井 宏和
消化器内科医師
医員 三浦 恭資
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
医員 林田 興太郎
日本消化器病学会消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
※資格等についての問い合わせ:総合犬山中央病院 TEL:0568-62-8111