2023.06.01活動・研究
不整脈外来のご案内【2023年6月開設】
当院では2023年6月より、不整脈専門医が担当する不整脈外来を開設しました。
外来の目的は、患者さんの不整脈に関する問題や症状を評価し、最適な治療や管理策を提供することです。
以下に、不整脈外来の主な診療内容を紹介します。
1. 不整脈の診断と評価
不整脈はさまざまな種類があり、それぞれに異なる治療アプローチが必要です。
不整脈外来では、患者さんの症状や心電図などの検査結果を評価し、正確な診断を行います。
また、不整脈の種類や分類を明確にすることで、適切な治療方法を選択するための情報を提供します。
2. 治療計画の策定
不整脈外来では、個々の患者さんに適した治療計画を策定します。
これには、薬物療法、カテーテルアブレーション、ペースメーカ治療などの選択肢が含まれます。
患者さんの状態や希望に基づいて、最適な治療方法を選び、その利点やリスクについて説明します。
3. 経過観察と管理
不整脈の管理には、継続的な経過観察が必要です。
外来では、患者さんの症状や治療効果を定期的に評価し、必要に応じて治療計画を調整します。
また、薬物療法の適切な調整や、生活習慣の改善など、不整脈の管理に役立つ情報やアドバイスを提供します。
4. 患者教育とカウンセリング
不整脈は患者さんの生活に重大な影響を与えることがあります。
不整脈外来では、患者さんとのコミュニケーションを重視し、病気に関する理解を深めるための教育やカウンセリングを行います。
患者さんが自身の状態を理解し、治療に積極的に参加することで、症状の軽減や生活の質の向上に寄与します。
当院の不整脈外来では不整脈に悩む患者さんに対して専門的かつ包括的な治療とケアを提供することを目的としています。
また、当院では低侵襲の治療として放射線被曝のないカテーテルアブレーション(Zero Fluoroscopy Ablation)を受けていただくことができます。
不整脈外来ではセカンドオピニオンにも対応しますのでご利用ください。