2022.05.18活動・研究
尿路結石に対する治療のご案内
- ● 当院ではすべての尿路結石治療を受けることができます。
- ● 尿路結石は、泌尿器科救急疾患であり、24時間365日対応します。
当院の尿路結石治療の特徴
- (1) 自然排石しない場合は、1回の治療で結石を破砕するよう心がけています。
- (2) すべての治療方法を行うことができます。
- (3) 早期社会復帰を促すため、即日結石を破砕することができます。
尿路結石の治療方法について
経尿道的尿路結石破砕術(TUL)
尿路結石に罹患する患者さんは、仕事や家庭をもつ方々が多いことから当院では積極的治療が必要な場合、結石が複数や両側性であってもなるべく1回の入院(3-4日間)で治療を完結するよう心掛けています。
細径内視鏡(直径1.8mm)とホルミウムレーザーにて、約98%の患者さんが1回の治療ですべての結石の破砕・回収に成功しています。
経尿道的手術(fTUL)を併用した経皮的腎結石破砕術(PNL)
3cmを超える大きな腎結石に対する治療方法です。
背中から腎臓に約6mmの金属製シースを挿入し、細径腎盂鏡で結石を破砕・回収します。それに加え経尿道的(尿道から腎盂に内視鏡を挿入)に内視鏡を挿入し、背中からの内視鏡の死角となる部分の結石もレーザーにて破砕します。この2つのアプローチにて、大きな結石でも1回の手術ですべての結石を破砕・回収することができます。
かぎりなく細い内視鏡で治療することにより、入院も約5-7日間と短期間ですませることが可能です。
体外衝撃波結石破砕術(ESWL)
1泊2日でおこなっています。初期よりESWLを導入しており、安全に治療することができます。
※当ページについての問い合わせ:総合犬山中央病院(TEL.0568-62-8111)