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2024.09.10活動・研究

ガーナ国5S-KAIZEN-TQMに焦点を当てた医療の質を高めるプロジェクト視察団来訪

2024年9月6日(金)
ガーナ国5S-KAIZEN-TQMに焦点を当てた医療の質を高めるプロジェクトとして、
ガーナ保健サービス本部職員8名が当院(総合犬山中央病院)に来訪しました。

まずはじめに、齊藤院長先生から当院における5Sプロジェクトの説明、
診療技術部の松田次長より「過去4年間の改善活動の実装」についての報告、
感染対策課の石原課長より「院内5S改善活動の取り組み」について説明しました。

その後、2グループに分かれて回復期リハビリ病棟(平岡医長案内)と薬剤部(秋山部長案内)を視察しました。
回復期リハビリ病棟では以下の点を見学しました。
1.リハビリ環境として、特浴室・廊下・トイレ、歩行訓練環境、プラットホームでのリハビリ状況
2.感染対策および業務の効率化として、マセレーターの実演
3.チーム医療の実践として、多職種連携のリハビリカンファレンス

薬剤部では、以下の内容を視察しました。
1.調剤ミスを防止する工夫としての処方監査システムの導入
2.医薬品等の在庫管理として、バーコードを用いた入出庫管理および発注点方式による発注管理

最後のディスカッションでは、時間が足りなくなるほど質問がありました。
特に、5S活動における廃棄作業や、リハビリ病棟の退院後の家庭状況を想定した処置についての話には、
参加者から大きな拍手が沸き起こりました。

総合犬山中央病院では今後とも5S活動をしっかりと継続し、また地域の皆様との連携も図っていきたいと考えます。

回復期リハビリ病棟にて平岡医長からの説明

多職種連携のリハビリカンファレンス

薬剤部にて秋山部長からの説明

ガーナ視察団の皆様と一緒に